やっと涼しい朝になって、室温もやや下がって来て、ようやく春に染めたタンポポ色の羊毛をとりだし、糸にしています。
半年くらい動かしていなかった糸車をまわしても何の違和感もなく周り,糸を紡ぐことができます。いっしょに習った友達が「糸をつむぐと無心になる」っていう話をしていたのをいつも思い出します。どうやったら無心になるんだろうな〜、って、私はザワザワとしたまんまで。
どんどん羊毛をほぐして紡いで行って。
音がするのでしょうか?チャボたちがデッキに上がって近づいて来ました。
デッキに乗るのやめてください。
撮影をはじめたら、あれ、おわったの?ってな具合に降りていっちゃいました。
たくさんあるように見えた羊毛も紡ぐと一枷分とちょっと。重さにしたら100グラム強というところでしょう。軽い、やわらかい、織物の首巻きにしたいと思っています。
明日、手しごとを習いたい、相談したい、というお宅に出張するのでその予行演習として羊毛ボール。それから石に巻いてフェルト化させた文鎮。
羊毛ボールは授乳中、妊婦さんにはあまり勧められない作業です。丸をつくる、という形成力が内にあるものに向かい時期に外に出てしまうからです。
なのでそうした人がいた場合は文鎮が適当な作業になるのだろうと思いました。
どんな話を期待されているのか、過度に期待されていてがっかりされるのではないか、とかなり不安ですが、「素」のままで。とにかくいってきます。
コメントをお書きください