羊毛ボール苦手だとおもっていたのだけれど、案外これでもいいのか?いやいやそれはないぞ。
まだまだ。。。もっと優しく、丸くなるはず。
じつは作ってからずっとあまり出来がよくなかったと思っていたのです。でも昨日の幼稚園のバザーで見た羊毛ボールをみて、こんなものだったかな?って。もっと美しく私には難しいと思っていましたが、いつもまにかバザー基準に到達していた模様。しかし、あんなにトップの羊毛の流れが目立って見えたかなあ。以前はなにも滞りのない美しい球にみえたけれど、私の目が肥えたのかか?なんなのか/////。
それはさておき、
これをきちんと作ることは体ができていないと難しい作業です。
妊婦さん、授乳中のお母さん、病気の人、元気のない人には向きません。
形成力が外に奪われるからです。7歳までのこどもも向いてません。
それはやってみるとわかります。
こちらの羊毛ボール、先日教えて欲しいと言われたお友達のところで作って来たものです。
私が幼稚園の手しごとの会で教わったのはそれは技術ではなく、気持ちなのだけれど
その気持ちを満たすために美しさがついてくるようなもので、そこがうまく伝わっていたらよいのですが。
私がこのところずっと気になって、それでも話し、放せなかった放射能対策の話とか生き方についての話も含めて、口をと頭を動かしながらの作業となりました。
羊毛ボールという作業への集中は足りなかったのです。それはやはり幼稚園のお母さんたちが脈々とつながっている技術と精神を伝授する会のありかたとは別なのです。
依頼されたとき、この時、この場所で「羊毛ボールを教えに行く」ということを決心することから得られたものも私には今回とても大きく、さらにお友達の思想にも触れられたことが私に気がつきをもらたしました。
「おしゃべりをする」それを芯にとらえた場合、
口だけ動かすのは健全ではない
と先輩お母さんが言っていたのを思い出しました。
いろいろなことを話に放しに離しにいったのだなって。
とても気がつきの多い、教えられることのたくさんあった一日となりました。
たぶん、一生のなかでも「あのとき」だ、と振り返られる貴重な一日になりました。
よかったです。
ありがとうございました。
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