積み木磨きワークショップ準備

近所の方から薪をわけてもらったり、切り倒している木の枝をいただいたり。

枝は半年くらい陰干ししてから使います。

 

ニッキの木をもらいました。

ノコで切ると生八つ橋の香り。

紙ヤスリで磨いても生八つ橋の香り。

 

ちょっと手をいれるだけで薪として燃料になる運命だった枝の人生(木生)に寄り道ができました。

蜜蠟をたっぷり塗ってしみ込ませます。

触るとまだぺたぺたします。

 

10日ほど落ち着かせると馴染んでさらさらします。

そういう状態のサンプルを一つ作りました。

この水曜日に行うワークショップ用にです。

当日そしてまた蜜蠟をたっぷり塗ります。

 

10日ほど落ち着かせます。

 

そうして2度蜜蠟を塗った積み木は

 

こちらの手からなにかを奪う、持って行く

というより

積み木からこちらに与えてくれる

という手触りになります

これは静かに触ってみるとよくわかります

 

もっと言葉を使って分析するとしたら

熱 とか 湿気 とか 皮脂 とかになるかもしれません
何度とか何パーセントとかグラムとかでは現れない、でもきっとさわるとわかります

 

小さな子どもはそんなことは分析できないけれど気分でわかるのでそうしたものを好んで手に取ります。

河合楽器のはめ込み積み木をもらったことがあります。

それは切りっぱなしの白木でできていて、箱に三角、◯、メガネ型の穴があいていてそこに同じ形の積み木を入れ込むのです。

 

娘はその積み木を磨いて欲しいと小さいときに言いました。

たしかにザラっとしていて、ばさっとしていました。

紙ヤスリでさっと磨きました

でも当時は私にはそういうものの違いがよくわからなかったので

蜜蠟まではかけなかったように思います

やっと今になってやっとわかりました。

 

もっと「自分の娘のため」にしてやれたことがあったな、と手しごとの本を見て思いました。

たぶん、「いま」もそうなんだと思います。

そうした気持ちをもって、繰り返さないようにフリースクールではない公立を選択し入学して3年たちました。

でもきっとそういうところが私はとんと抜けているのだと思います。

そう思いました。

 

 

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