昨年5月に醤油麹と塩と水を混ぜて10ヶ月間、醤油小屋で寝かせた醤油をとうとう2月の中旬に絞りました。絞るのにはフネという圧搾用の道具と職人の知恵と技術が必要です。
近くの人たちがそれぞれ仕込んだ醤油樽を集めて職人の方が長野から来てくれてしぼリました。
というその作業に私は娘の発熱学校休みというハプニングで参加出来ずでした。
もどってきた醤油は澄んだ紫色の滑らかな醤油になって帰ってきました。また火入れをした残りの暖かさが残っています。これを一週間置いて澱を沈め、さらに澄んだ醤油に仕上げます。
部屋の片隅にまた5月と同じように置きました。
家中が醤油の匂いがしています。
一升瓶で30本とれるはず。
おいしいこくのある「小麦、大豆、塩」だけの本当の醤油ができました。